2018年3月16日~20日小笠原旅行

(16日)竹芝桟橋→(17日)小笠原父島(二見港)→父島自然散策→(18日)海の1日観光→父島ナイトツアー→(19日)父島→母島・島内観光→父島(20日)二見港→(21日)竹芝桟橋
上記写真は、新おがさわら丸、小笠原返還50周年のマーク
下記写真は、母島地図

父島・初寝浦展望台より
母島・北港

 2度目の小笠原です。船も新しくなりました。ちょうど小笠原返還50周年の年に当たりました。
 今回は、母島にも行ってきました。母島は父島よりも自然が多く、固有種の生態を守るための活動を色々行なっています。ははじま丸の乗り降りのさいも靴底の汚れを落とさないといけません。母島は日帰りなので、車で行けるところまででしたが、1泊でもできれば、もっと散策できるでしょう。もしまた機会があったら母島にも泊まってみたい所です。

新しい「おがさわら丸」の2等室

おがさわら丸のレストラン。机や椅子がガッチリ固定されていて、テーブルにも滑らないシートが貼られているようです。

左から弟島、瓢箪島、兄島。その奥に父島が見えてきました。

父島二見港前のデイゴの花が咲きはじめていました。

港前の公園。ガジュマルの木。

二見湾内の堺浦海岸の沈船

扇浦海岸にある小花作助氏の碑。幕末から明治にかけて、小笠原諸島が東京府に移管されるまで、小笠原諸島開発の基礎作りに尽力した人。

扇浦海岸のモクマオの木。削られた砂の上に根っこが剥き出しになっています。原産地はオーストラリアらしいです。

扇浦海岸

初寝浦展望台に向かう道にある旧日本海軍通信所跡

通信所跡の内部

初寝浦展望台からの景色

長崎展望台からの景色。左側が兄島、右側が東島。

前回も行った三日月山展望台からの景色

三日月山展望台近くから大村、二見港方面を見る。

ナイトツアーで、コペペ海岸。ムラサキオオヤドカリ。冬場はこんなにでてくることは珍しいらしいです。

ナイトツアーで、オガサワラオオコウモリ。赤いライトで照らしている黒い影のようなところにいるはずですが、写真だと良く分かりません。

二見湾に停泊中の客船日本丸

崖に見える四角い穴は戦跡。砲撃用の穴です。

海から見るコペペ海岸。

野ヤギの群れがいます。

ジョンビーチ

海からしか行けないジニービーチ

ホエールウォッチング。この時期は島の近くにザトウクジラが来ています。

ホエールウォッチング

ホエールウォッチング。 ブリーチングの水しぶき。 決定的瞬間は撮れず。

ホエールウォッチング

兄島海域公園にて、シュノーケリングをしました。お魚がいっぱいいます。

兄島滝之浦の座礁船

イルカウォッチング。この時期群れで見つかることは珍しいらしくラッキー。

父島・堺浦の沈船

母島沖港に着いた「ははじま丸」。父島から約2時間。

沖港のクジラのオブジェ

母島は現在は沖港周辺しか人家はありません。南北に細長い島を北上する道沿いに昔、人家のあった跡があります。ガジュマルの木は日除け風除けに人家周辺に植えられていたそうです。

新夕日ヶ丘からの景色。左に見える島は向島。

外来種のトカゲ、グリーンアノールから固有種の昆虫を守るための防除フェンスがめぐらされている地域の看板。

小笠原固有種のマルハチの木。シダ科の植物。

母島の都道北端の北村跡。現在は道の両側は木々の生い茂るジャングルになっています。

北村にあった北港の跡。桟橋の一部が残っています。

北村小学校跡

小学校の門柱の跡。サトウキビ栽培をしていたころの製糖圧搾機のローラーを重ねたものです。

小学校の校庭跡。奥にある三段ほどの石段が校舎に入る階段の跡です。

桑の木山。薪炭材として導入され爆発的に増えたアカギの駆除をして元々の生態系の修復を行っています。

希少植物「ホシツルラン」の保護をしているところ。

アカギの駆除跡地に絶熱危惧種のオガサワラグワ(クワ科)の植栽を行っているそうです。

タコノキ。 小笠原に元からある木で、母島でもよく見られます。

静沢の森遊歩道にある戦跡。機関銃砲跡

静沢101高地砲台。高射砲。

都道最南端。母島南崎

1869年(明治2年)ごろ母島に定住し、開拓に貢献したドイツ人ロルフスによって発見されたロース石で作られた記念館

ロース記念館内の天然記念物の剥製。オガサワラスノリとハハジマメグロ。

母島沖港の見送り。水で描かれたクジラ。

クジラのぼりを振る人たち。

見送りの船

夕陽で赤くハート型が現れる父島の千尋岩(ハートロック)。ボヤっとして見づらいですが、真ん中辺の岩が薄赤くハート型に見えます。

父島二見港前の大村トンネル。中に横穴があって、戦時中は防空壕として使われていたそうです。

父島大村の小笠原警察署。左の建物が郵便局

東京都小笠原支庁

大神山公園

今回の宿。ポートロイド

大村海岸。棒状のサンゴの欠片がたくさんあります。

ビジターセンター。小笠原諸島自然や歴史が紹介されています。貴重なDVDの放映もされています。

ビジターセンター内の小笠原諸島の全体図

ビジターセンター内。小笠原の天然記念物の希少な動物たちの剥製。

固有種のオガサワラグワ。葉の形がハート形です。

二見港のクジラのオブジェ。

二見港での見送り。小学生の小笠原太鼓。この日が発表会だったそうです。

大人の小笠原太鼓。

お世話になった竹ネイチャーアカデミーの皆さんの船も並走して見送ってくれました。

風神雷神の寄せ書きの旗を掲げた船は、進学や就職で島を出る卒業生を見送る下級生の船。一人一人の名前を呼んでエールを送っています。この時期だけに見られる光景です。

湾から出たところで綺麗に見える西島

船から見る夕陽。もう沈んじゃいましたが、赤く染まった空と変わった雲の形が面白くて撮りました。