2012年3月17日~20日カンボジア旅行

シュムリアップ→ロリュオス遺跡群(ロレイ→プリアコン→バコン)→アンコール遺跡群(バンテアイスレイ→プラサットクラヴァン→東メボン→プレ・ループ→ベンメリア→アンコールワット→バンティアイ・クデイ→タ・プロム→プリア・カン→アンコール・トム)
上記写真はアンコールワット
下記写真はタ・プロム

春分の日、アンコールワットの朝日
アンコール・トム 南城門

カンボジアは、シュムリアップのアンコール遺跡群を中心に行って来ました。
春分の日には、アンコールワットの塔の真ん中から昇る朝日が見られるということで、早朝からたくさんの観光客が訪れていました。
タ・プロムは、遺跡に木の根が絡みついている状態のままなので、ジャングルの中の遺跡として映画のロケなどに使われたところです。
アンコール・トムは、カンボジア最大の遺跡です。
カンボジアの歴史について、まとめてありますので、御一読ください。
LinkIconカンボジアの歴史

シュムリアップの空港

空港内

ロリュオス遺跡群 ロレイ(893年)

中央のリンガに聖水を流し四方の樋に流す儀式が行われていたもの。

敷地内に建てられた新しい仏教寺院

敷地内の学校

ロリュオス遺跡群 プリア・コー(879年)

遺跡、祠堂の正面。基壇上に獅子の像が並んでいます。

祠堂の前にある聖牛ナンディンの像

祠堂の壁の彫刻

裏から見た遺跡。祠堂は6基建っています。

ロリュオス遺跡群 バコン(881年) お堀のナガーの欄干(7つの首を持つ蛇)

堀で泳ぐ子供たち

バコン

入口門の上の窓から中央祠堂がピッタリ見えるようになっています。

上から見た景色。真っ直ぐ参道が伸びています。 左の新しい建物は仏教寺院

頂上の中央祠堂

今は、中に仏像が安置されています。

反対側に下ります。 門の前に牛(ナンディン)の像が祠堂に向いて座っていて、壇の四方には象の像。

アンコール遺跡群 バンテアイスレイ(967年) 最初の入口門

参道

祠堂への入口

二重、三重に門があります。 門の彫刻

いくつもの堂があり、細かい彫刻もしっかり残っています。

裏側にある祠堂

祠堂の壁の彫刻。 「東洋のモナリザ」と呼ばれているデバターの像

アンコール遺跡群 プラサット・クラヴァン(921年) こちらは裏側

表側

中央祠堂内のヴィシュヌ神像

ガルーダに乗ったヴィシュヌ神

アンコール遺跡群 東メボン(952年)

周壁の象

周壁の獅子(シンハ)

中央祠堂

反対側の中央祠堂入口

中央祠堂内の仏像

アンコール遺跡群 プレ・ループ(961年) 正面に死者をダビに付したと伝えられる石槽があります。

中央祠堂

上からの眺め

プレ・ループから見る夕陽

アンコール遺跡群 ベンメリア(12世紀) 1990年代発見、公開は2001年から。

堀の蓮の花

参道のナーガ

参道突当りの南門は瓦礫で塞がれています。

参道途中にいたフクロウ(ミミズク?)の子ども

石塀の隙間から根を張る木

ベンメリア遺跡は、「天空の城ラピュタ」のモデルではないかと言われています。

南東の経蔵

ほとんど発見当時のままの姿が残された遺跡は樹木が絡みつき、瓦礫がそのままになっています。

瓦礫の中にある綺麗に彫刻の残る石

階段を下りて回廊の入口に

回廊の中

北東の経蔵

人が座れるほど曲がった木の枝

東門

赤い杭は、ここから先立入禁止。地雷除去が終わっていない地域です。

塀の外から見える建物。女神デバターの彫刻がハッキリ残ってます。

参道に戻ると、さっきのフクロウ(ミミズク?)の子どもが飼い主?の肩にとまっていました。

カンボジアの牛です。 白い痩せた牛で、農耕用の牛です。

アンコールワット 大きなお堀の向こうに塔が少し見えます。

参道の入口にあるナーガと獅子の像

西塔門 アンコールワットは12世紀前半に30年以上かけれ建立されたヒンドゥー教寺院ですが、14世紀頃に仏教寺院に変わりました。

西塔門の壁画

西塔門の壁

壁のレリーフ

門から見える中央祠堂

中央祠堂に向かう参道

池の前から見る中央祠堂

第一回廊西側の彫刻

十字回廊

回廊のレリーフ

千体仏の間

寛永9年に日本人の森本右近太夫一房が参拝した時に書いた墨書

第三回廊と祠堂

後ろに観光客が中央祠堂に上る階段が見えます。かなり急です。

第三回廊上から見た第二回廊と向こうの景色。

第三回廊から見る祠堂

塔内の仏像。 後ろが光輪ではなくナーガ(七つ首のへび)

第三回廊の女神像

第一回廊の四方には見事なレリーフが刻まれています。

オールドマーケット

春分の日。中央祠堂に上る朝日。

トゥクトゥク(バイクタクシー)

バンテアイ・クデイの東塔門 12世紀後半に建てられた仏教寺院。門の上は観音菩薩の四面像

塔門の脇のレリーフ

十字型テラスの奥が寺院

タ・プロームの西塔門 12世紀後半に仏教寺院として建立され、その後ヒンドゥー寺院に改修されたとみられています。門はバンテアイ・クデイと同じ四面の観音菩薩

発見当時の樹木に覆われた状態を残す為、改修されていません。

タ・プローム遺跡では「トゥーム・レーダー」や「トゥー・ブラザーズ」のロケが行われています。

プリア・カン リンガの並ぶ参道。 12世紀末に建てられた仏教遺跡。後に仏像が削られヒンドゥー寺院に変えられたそうです。

西塔門の前の堀の橋の欄干ナーガとそれを引く金剛力士像が並んでいて乳海撹拌の神話を表しています。

本殿西門

回廊、建物の彫刻

中央祠堂のストゥーパ 手をついているのは、ガイドのソックさん。

2階建ての建物。図書館だったとか武器庫だったとか言われています。

2階建ての建物の前にある建物

池(水浴場跡?)、昔は彫刻の口から水が出ていたらしい。

東門

トンレサップ湖。水上生活者の村

水上の学校

水上の休憩所。 手前の船は物を売りに来る人の船

アンコール・トム 12世紀後半に建設されたアンコール王朝最盛期の都跡。一辺が3km、正面の南大門に向かう橋の欄干はナーガを引く神と阿修羅。橋の左側に並ぶのが神で右側に並ぶのが阿修羅。

橋の手前にいる観光用の象。

南大門内側

アンコール・トムの仏教寺院バイヨン

壁のレリーフ

壁のレリーフ

アプサラを踊るレリーフ

女神のレリーフ

観世音菩薩の四面塔が並ぶテラス

窓越しに見える菩薩の横顔

窓越しに見える菩薩の顔

中央祠堂

仏像が安置されてます。

反対側から見たバイヨン全景

パプーオン。シャム(タイ)から攻撃を受けた際、王妃が子供を隠したと言われる場所。池の横に円柱に支えられた長い参道があります。

参道の下の円柱を覗いたところ。

ピミアナカス。11世紀初頭に建造されたピラミッド型の建物。儀式が執り行われた場所

王宮跡に残る池、男池と女池があって、水浴場だったらしい。

ライ王のテラス 像が発見された時に手の指がなく、ライ病を患った王の伝説に当てはまったため、ライ王のテラスと言われていますが、ヒンドゥーの死神マヤ(閻魔)の像らしい。

像のテラス

下から見た象のテラス